INTERVIEW 03
K.T 2016年入社 中途採用

インタビュー
2016年入社中途採用大阪事務所 設計部 所属大阪府立都島工業高等学校 卒
幼年より古武道に興味があり薙刀、空手、剣道を学び、現在は無外流剣術と居合術を嗜む。
車、レース好きでオフには学生時代からの車仲間とレース観戦に行ったり車談義をしたりして楽しんでいる。
現在は建築施工BIMマネジメントを主業務としている

Q.入社の決め手(経緯)

人情的で親しみやすい社風は
前を向いて進んでいくための「目に見えない水先案内人」

小さい頃からモノづくりに興味があったため、工業高校の建築学部に進みました。
卒業後はゼネコンに入社し大型プロジェクトの意匠設計や生産設計、当時まだ業界的にも未踏域であったBIM関連の開発業務に23年間携わりました。
ただ、大型のみならず小型の物件、戸建建築や店舗も経験したいという思いのもと、工務店での設計・設計監理の道へ転身しました。
いくつもの小さな物件を1人で担い、楽しかったのですが、やはりゼネコンで経験した、街のランドマークになるような大型物件に、組織単位で取組む仕事の楽しさが忘れられず悶々とした日々を送っていた頃、公私共に仲の良かった前職の先輩がエクシードに転職をしており、近況を聞いたところ『大きな物件にも係わっている、アットホームだけどプロ意識を持った面白い会社だよ』という言葉を聞き、興味を惹かれました。
そこで現在の上司と会って話をした所、とても親身にアドバイスをして頂き、もう一度組織で輝いてみたいという強い願望もあって、エクシードの門戸を叩きました。
今思い返せば、この人情的で親しみやすい社風が私の仕事における最良の船出の後押しをしてくれたのだと思っています。
エクシードには生産設計業務の方で入社をしたのですが、面白い巡り合わせもあるものでゼネコン時代に最後に担っており、少し思い残すことがあったBIM関係の開発業務に再び就くことになりました。
私にとっては何か大きな縁があったのだと今も思っています。

Q.仕事内容について

より良いモノづくり体制と、
省力化のための「BIM」というひとつの最適解。

ここ7年ほどで飛躍的に業界認知度と需要が増え始めたBIM(Building Information Modeling)。所謂3D建築モデルです。
前職ではまだ認知度の低かったBIMに携わっていた私ですが、縁というのはあるもので現在の私の仕事はBIMモデルを使ったBIMマネジメント。
プロジェクト関係者内での問題となる箇所の解析と提示、BIMを使った調整会議の開催をはじめプロジェクトで必用とされる取組みに応じて業務は多岐に渡ります。
何しろ各種会議で図面をひっくり返すことなく素早くイメージの共有と問題箇所が把握出来るので当然2D図より何倍も合意形成が早いです。
建築だけではなく各工種がモデルコラボしての総合空間調整会議は各工種業者への非常に緻密なマネジメントと繊細なコミュニケーションが必要となり大きなパワーを毎回消費しますがプロジェクト後に問題の早期解消や時短に繋げられたと評価戴いた際は毎回大きな充実感が得られ、次のプロジェクトに繋がるモチベーションとなっています。

インタビュー

Q.これからの目標
(これからのキャリアで達成したい目標やチャレンジしたいこと)

次世代の建設業を担う若者たちの礎となる。
バトンを繋ぐのは技術者としての本望

少子高齢化による人材不足で建設業界でも慢性的な人材不足に陥っています。
今後も加速する人材不足を補う為にDXの推進やBIM/ICT技術の業務への取込みは急務となっており私の業務もその一環にあります。
私としては10年後20年後に建設業界を担う若い人たちの為に私の持つ技術を小さな礎として役立てて貰えればいいなと思っています。
建設業界の未来に係わる仕事の一端を任されている自覚もありますし、技術者としての本望だと思うのですよ。
勿論、日進月歩のBIM/ICT技術を吸収するため自身のキャパシティ底上げも必要ですが未来の建設事情や若い人たちの活躍に少しでも貢献できるなんて考えるとワクワクするじゃないですか。
ただし、礎となるには伝える方法が当然ながら大切です。
私が新卒だった頃と社会的様相が大きく変わってきていますし、世代間でモノに対する考え方に相違があるのは事実です。そういったことを理解した上で『NEXT』の建設のあり方を新卒の皆様と一緒に歩んで考えこれからの『あなたたちの時代』が明るく輝き元気に駆けていけるためのバトンとなるよう技術面、コミュニケーション面共に切磋琢磨していきたいと考えています。
私たちの手がける「施工図」とは、あくまで「正しく施工をするため」のものですから、描いた自分だけが理解していても意味がありません。
データ上では簡単に距離を測れても、現場の状況によっては距離が測れないこともあります。
将来的にはそういったあらゆる状況を常に想定した図面を描くことができる技術者を目指したいと思っています。

Q.求職者へのメッセージ

働き方は変われど、
けっして変わらない大事なものがある。

アナログからのデジタル化、所謂DXが大きな要因で建設業界のワークフローは大きく変わりつつあります。
BIM/ICTも確かにデジタルですが人と人とのコラボとコミュニケーションがこれまで以上に大きな成功を実現するためのキーとなっているように、人と人との繋がりはいつの時代もアナログのまま変わることはないと思っています。
『縁』というアナログの極みともいえる言葉がありますが、ご覧頂いている皆様にも素敵な縁がありますようお祈りしています。

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